UPDATE 2011/03/03
カリフォルニア州・ロサンゼルス
人間離れした行動で有名なレディ・ガガだが、やはり人間ではなかったようだ。先日世界の多くの人々が、グラミー賞の舞台で彼女が卵から孵化するシーンを目撃することになったのだ。
レディ・ガガは、グラミー賞のカーペット上に、まるでSF映画のように、巨大な卵ごと運ばれてやってきた。
「Born This Way」の曲が流れた時にまだ卵は割れなかった。見守るスタッフは、卵にトラブル発生か!と心配したが、別のパフォーマンス時に無事割れて生まれる事が出来た。
パフォーマンススタッフ達があわてたのにはワケがある。今回のガガの卵パフォーマンスの責任者、フセイン・カラヤンは、こう語る。
「僕らはガガを9月に培養皿に入れて、そこから卵になるまで育ててきたんだ。エルトン・ジョンの人工授精と同じ施設で行ったんだよ。今回のパフォーマンスでも、サー・エルトンはバックステージで、彼女が孵化するようにずっと卵を抱いて温めていたんだ。すばらしい母親ぶりだったよ(苦笑)」
実は、このパフォーマンスはステージ直前に一度失敗している。不幸なことに会場への移送の最中、ガガの卵を床に落としてしまったのだ。フセイン達はあわてたが、彼女を元には戻すことはできなかった。あとはスクランブル・エッグにするしかなかったのだ。
あわてて予備の卵をエルトンが温め、どうにかステージに間に合わせたという状況だった。
式典中、割れやすいデリケートな卵にとって一番の心配の種は、エミネムの存在だった。彼は、またもや最優秀アルバム賞や最優秀楽曲賞を受賞できなかったことに怒り心頭だった。舞台裏で、「レディ・アンテベラムなんてクソッタレだ!」と壁を蹴りまくっていたという。
彼の「Recovery」はかなり売れていたように見えた。しかし結果は、孵化したばかりのガガの横に立って、引き立て役になるしかなかった。彼女がグラミー賞を受賞する横で立ち尽すしかなかったのだ。
式典の終了後、エミネムはバックステージで、「クソー!あの卵女め!オレのディックでグチャグチャにかき混ぜてスクランブル・エッグにしてやる」と息巻いていたらしい。彼はバックステージのケータリングにあるスクランブル・エッグが、生まれそこねたガガであることを知らなかったようだ(苦笑)。
当日バックステージで特製のスクランブル・エッグを味わった男性スタッフによると、「大味で生臭くて半分も食べられなかった。女の子達は旨い旨いって喜んで食べていたけどね(苦笑)」とのこと。やはりガガは食用には適しない事がわかった。少なくとも男性には、耳にも舌にもピンとこない味のようだ。
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